ロードバイクのクランクの外し方種類を解説!工具選びから手順までわかる

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ロードバイクのクランクを取り外したいが、どの工具が必要か、タイプによって手順が異なることに戸惑っていませんか。この記事では「ロードバイク クランク 外し方 種類」というテーマに沿って、クランクセットの種類、それぞれの外し方や工具、注意点まで詳しく解説します。読めば自分のクランクがどのタイプか分かり、適切に安全に作業できるようになります。

ロードバイク クランク 外し方 種類とは何かを知る

まずは「ロードバイク クランク 外し方 種類」が示す意味を整理します。クランク外し方とは、クランクアームをフレームやボトムブラケット(以下BB)から取り外す方法のことです。種類とはそのクランクやBBの規格や構造、スピンドル形状の違いなどを指します。それぞれの種類に応じた外し方を知ることがまず重要です。

外し方は一般的にはボルトを緩めて抜く・専用工具で引き抜く・セルフエクストラクター(自己脱着式)を使う・BBと共に外すなど複数あります。種類としてはスクエアテーパー、オクタリンク/ISIS、ホローテックII、SRAM DUB、プレスフィットBB対応クランクなどが代表的です。この記事ではこれらの種類ごとに外し方と注意点を整理します。

クランク規格の種類

まずは代表的なクランクおよびスピンドル(軸)の規格を把握します。これによってどの方法で外せばよいかが決まります。

主な規格には以下があります:スクエアテーパー(古典的な形状)、オクタリンク/ISIS(スプライン形状)、ホローテックII(ホローシャフト+外部ベアリング)、SRAM DUB(28.99mm径など)、プレスフィット対応クランク(BB86/PF30など)などです。素材やクランクアーム長、チェーンリング構成も関連要素です。

外し方の分類

外し方は規格によって異なります。具体的にはボルトを緩めて普通に抜くタイプ/自己脱着式(セルフエクストラクター)/専用工具で引き抜くタイプなどです。スクエアテーパーやISISはボルトを外した後にクランクプーラーで引き抜きます。ホローテックIIやSRAM DUBなどはボルト+ピンチボルト/プリロードキャップなどを緩めて外す手順です。

必要工具とその選び方

種類に応じて必要な工具が異なります。六角レンチ(5mm/8mm)、トルクレンチ、クランクプーラー、セルフエクストラクターボルト、プリロードキャップ工具、ピンチボルト用レンチ、プレスフィットBB除去ツールなどが基本です。工具がそろっていないと作業中に部品を傷めたり体やバイクを損傷したりする可能性があります。

種類別クランク外し方ガイド

それでは各種類のクランク外し方を順に見ていきます。自分のクランクがどれに当てはまるか判断しながら読み進めてください。

スクエアテーパーおよびスプライン(Octalink/ISIS)タイプの外し方

このタイプは古いロードバイクやエントリーモデルによく採用されています。スピンドルがスクエアまたはスプライン形状でクランクアームを引き抜く必要があります。

手順としてはまずクランクボルトを外します。たいてい8mmの六角レンチか14mmソケットで緩めます。ダストキャップがある場合はそれを先に外すことがあります。次にクランクプーラーという工具を使ってクランクアームをスピンドルから引き抜きます。プーラーの中心部をスピンドルの端にあてて、手でねじを回して押し出す形です。慣れないと固着していることもありますので注意深く行います。

ホローテックII(Hollowtech II)タイプの外し方

このタイプはシャフト一体型で、外部ベアリングを使うものが一般的です。スピンドル径は24mmで、現在多数のロード・MTBクランクで採用されています。

外し方はまずドライブサイド(ギア側)とは逆の非ドライブサイドのクランクアームを外します。専用ボルトを緩め(6mmまたは8mmなど)、プリロードキャップを緩めます。次に非ドライブサイドクランクをホールから外し、最後にドライブサイドを本体から引き抜くようにします。工具として六角レンチとトルクレンチ、時にはゴムハンマーを使うことがあります。

SRAM DUBおよび類似自己脱着式(Self-Extracting)タイプ

SRAM DUBクランクセットはおよそ28.99mm径のスピンドルを持つ規格で、装着されているBBの規格にも注意が必要です。自己脱着式を備えていることもあり、外し方が比較的簡単です。

外すにはクランクボルトを緩めることが最初です。セルフエクストラクターボルトなら、それだけでクランクアームがスピンドルから外れます。ボルトだけでなくキャップやプリロード部分がある場合はそれも外します。力を入れすぎないことと、ネジ山を傷めないように丁寧に作業することが大事です。

プレスフィットBB対応クランクの外し方

近年のフレームではBB86/PF30などのプレスフィットBBが使われることが多くなっています。ベアリングやカップがフレーム内に圧入されているため、このタイプのクランクを外す場合はクランクだけでなくBBも外す必要が出ることがあります。

外し方としてはまずクランクを上記規格(ホローテックIIなど)に準じて外した後、プレスフィットのベアリングを除去する工具を使います。例えばBB86/BB92用のベアリング除去ツールやドリフト、プレスインツールなどです。パーツを傷めないように平らな押し出し・均等に取り外すことが求められます。工具がない場合ショップに依頼するのが無難です。

正しい工具選びのポイントと安全に外すコツ

種類に応じた外し方を知ると同時に、それを安全に、かつ効率よく行うための工具選びと注意点を押さえておくことが重要です。工具が適切でないとネジ山をなめたりクランクアームが壊れたりします。

まずツールは量販品ではなく信頼できるブランドのものを選ぶこと。六角レンチ、トルクレンチ、クランクプーラー、セルフ-エクストラクターボルト、ベアリング除去ツールなどが揃っていることが望ましいです。一式揃えることで将来規格が混在していても対応できます。

次に作業環境です。バイクを安定させるスタンドを使う、クランクやBB周りを清掃してグリスを塗っておく、ネジ部分を確認してストッパーキャップなど外れていないかをチェックすることなどが大切です。また、トルク値を守ること、締め過ぎないこと、逆ネジ方向など規格の違いに注意することも重要です。

トルク管理とネジ山保護

クランクやクランクボルトには規定のトルク値があり、それを守ることで緩み防止や長期使用の耐久性が保たれます。規格によって使う六角レンチのサイズが異なり、またプリロードキャップやピンチボルトがある場合は段階を踏んで締め付けます。

ネジ・キャップ・シールのチェック

セルフエクストラクター付きモデルでは、ボルトキャップを紛失すると自己脱着機能が使えなくなることがあります。スクエアテーパータイプではダストキャップやワッシャーの有無を確認した方がよいです。キャップを外す際は工具で傷をつけないように注意します。

プレスフィットBB作業時の注意点

プレスフィットBBの構造は密着精度が必要で、フレーム内でのベアリングやカップのスムーズインストール/除去が不可欠です。ベアリング除去ツールを使用せず木片やハンマーで直接叩くとフレームを損傷する恐れがあります。除去と取り付けは水平かつ均等に行います。

トラブルケースと対処法

作業時には予期せぬトラブルが起こることがあります。ここではよくある問題とその解決策を紹介します。

クランクが固くて外れない

スクエアテーパーやスプラインタイプで長期間使用したものは固着していることがあります。この場合はクランクプーラーを確実に正位置にセットし、ゆっくりと力をかけます。ハンマーで軽く叩いて緩むことを促す方法もありますが、BBやスピンドルを傷めないよう注意します。

ネジ山がナメた・ボルトが回らない

過去に過度の力で締められていたり、防錆処理が不足していたりするとネジ山が損傷しやすいです。まず浸透性潤滑剤をしばらく置いてから緩める。または、ボルト頭が摩耗している場合はボルト自体を切り取るしかないこともあります。こうした場合は専門店の対応が安全です。

クランクとBBの互換性問題

クランクのスピンドル径とBBの規格が合っていないと、外し方以前に外せないことがあります。例えば24mmスピンドルのホローテックII用BBに30mm径スピンドルのクランクは装着不可。規格確認を怠ると無駄な出費や部品破損につながります。

まとめ

ロードバイクのクランク外し方は、まずあなたのクランクセットの種類を見極めることから始まります。スクエアテーパー、オクタリンク/ISIS、ホローテックII、SRAM DUB、プレスフィットBB対応など、ご自身がどのタイプかを理解することで必要な工具や手順が明確になります。

次に適切な工具を準備し、安全面や規定トルクに注意を払いながら作業を進めることが大切です。特にセルフエクストラクターボルトの紛失、ネジ山の摩耗、フレームの損傷などのリスクに気をつけてください。

トラブルが起きた場合は無理せずに専門店に相談することも選択肢として考えてください。正しい知識と工具があれば、クランク取り外しは難しい作業ではありません。効率よく・安全に・満足できる結果を得られるよう、この記事を活かしてメンテナンスをしてみてください。

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